仮想通貨データ4サイト徹底比較|CoinGlass・CryptoQuant・CoinAnk・Glassnodeの使い方と有料プラン

仮想通貨データ4サイト徹底比較:短期トレードから中長期分析まで

「仮想通貨の分析サイトは多いけれど、結局どれを使えばいい?」。CoinGlass、CryptoQuant、CoinAnk、Glassnodeは、いずれも有力な選択肢ですが、得意な問いが違います。

短期の値動きや清算を知りたいのか。取引所への資金流入を追いたいのか。数か月単位の相場サイクルを読みたいのか。先に目的を決めると、使うデータと有料プランを選びやすくなります。

Crypto Gold by Project Rinでは、短期の全体像はCoinGlass、売買の細部はCoinAnk、資金フローはCryptoQuant、中長期の保有者分析はGlassnode、という役割分担をおすすめします。この記事では見るべき指標と活用例、有料化が役立つ場面まで比較します。

確認日:2026年9月28日。料金はUSD表示。年払いの月換算額は、毎月支払える金額ではありません。税金・為替・割引・提供機能は申込画面で確認してください。

目次

4サイトを比較:短期・中期、何を見るためのツール?

サービス特に使いやすい時間軸強み向いている目的
CoinGlass短期:数分〜数日OI・資金調達率・清算・ETFの横断確認相場全体の過熱と変動リスクを見る
CoinAnk短期:数分〜数日フットプリント・大口注文・板・流動性エントリー前後の売買を詳しく調べる
CryptoQuant短期〜中期:数時間〜数か月取引所フロー・クジラ比率・準備金資金が市場にどう出入りしているかを見る
Glassnode中期〜長期:数週〜相場サイクル保有期間・取得コスト・含み損益過熱・調整・蓄積の構造を調べる

この時間軸は編集部の使い分けの目安です。各サイトに他の時間軸のデータもあります。また、CoinGlass・CoinAnkの中心はデリバティブや取引所の売買データで、全てがオンチェーンデータというわけではありません。ブロックチェーン上の移動と、取引所内の注文・約定を分けて読むことが大切です。

CoinGlassは短期の全体像、CoinAnkは注文分析、CryptoQuantは資金フロー、Glassnodeは中長期構造
編集部による用途別の整理。各サービスの機能や利用期間を限定するものではありません。

CoinGlass:先物の過熱感と売買の偏りを確認する

CoinGlassは、複数取引所の先物市場をまとめて把握したいときに便利です。「価格が上がっている」という事実に、ポジションの増減や資金調達率を重ねられます。

最初に見るデータ役立つ場面読み方のポイント
Open Interest(OI・未決済建玉)価格上昇・下落にポジション増加が伴うか確認OIの増加は未決済ポジションの積み上がり、減少は解消を示します。価格上昇とOI増加が重なる場合は、買い約定と資金調達率も見て上昇の背景を確認します。
Funding Rate(資金調達率)ポジションの偏り・保有コストを把握通常、プラスはロング側が支払い、マイナスはショート側が支払う状態です。平常時より偏りが大きいか、価格とOIも同時に増えているかを見て、先物の過熱感を読みます。
実際の清算額急変時に強制決済が起きた規模を確認ロング清算の急増は買いポジションの強制決済、ショート清算の急増は売りポジションの強制決済です。価格が動いた時刻と重ねると、急落・急騰に清算が重なったか分かります。
清算ヒートマップ近い価格帯にある推定清算の集中を見る清算が集中すると推定される価格帯を見ます。現在値との距離を確認し、その水準に近づいたときに値動きが加速する可能性を考える材料にします。
ETFフロー機関投資家需要の継続性を日次で確認純流入はETFへの資金流入が流出を上回る状態です。1日だけでなく数営業日の合計を見ると、需要が続いているかを把握しやすくなります。対象日と更新時刻も合わせます。

例えば価格とOIが同時に急増し、資金調達率も上昇していれば、レバレッジを使った買いが偏っていないかを調べる場面です。清算ヒートマップで近い価格帯を確認し、サイズや損切り位置を考える材料にできます。これは分析例であり、その組み合わせだけで売りを決めるものではありません。

Primeが向く人:清算ヒートマップを継続的に使い、対象銘柄・表示期間・自動更新などの制限を減らしたい人。まず無料のOI・資金調達率等を日常的に使い、ヒートマップの利用頻度が上がってから検討すると判断しやすいでしょう。

▶ CoinGlassで市場全体を確認する

▶ CoinGlass Primeの対象機能・料金を見る

出典:CoinGlass Primeと清算ヒートマップの定義

分析した銘柄を取引する準備に:CoinWの取扱銘柄や取引条件も確認しておきましょう。CoinWの登録ページを見る。手数料や取扱商品は取引所比較記事で整理しています。

CoinAnk:大口注文・約定・板を掘り下げたい人へ

CoinAnkは、短期トレードで「この価格帯にどんな注文があり、実際にどう約定しているか」を調べたいときに役立ちます。値動きを見るだけでなく、注文フローの分析まで進みたい人に合うサービスです。

注目データ何を見るか読み方のポイント
フットプリントローソク足の中の価格帯別の約定同じ取引所・時間足で買い約定と売り約定を比較します。買い約定が多い価格帯で価格も上がれば、買いが値動きを押し上げているかを確認できます。
大口注文・指値注文厚い買い板・売り板とその変化大きな注文がある価格に近づいたとき、注文が残るか、実際に約定するかを確認します。約定しても価格が進みにくい場面は、反対側の注文が受け止めている可能性があります。
流動性ヒートマップ板の厚みが時間とともにどう変わるか買い板・売り板が厚い価格帯と、その厚さの変化を追います。注文が残るか消えるかを見て、目先の売買がぶつかりやすい水準を探します。
VPVR / VPSV・VWAP出来高が集中した価格帯や平均約定価格出来高が多い価格帯は、多くの参加者が取引した水準です。現在値がその帯やVWAPの上・下のどちらにあるか、再び近づいた際の反応を見ます。
Hyperliquidのクジラ公開される大口ポジションの変化監視できるアドレスのロング・ショート、建玉の増減、エントリー価格を追います。そのポジションの変化と対象銘柄の値動きを重ねて読みます。

たとえば、大きい買い板があっても価格が近づくたびに消えるなら、固定的な支持線として頼りすぎない判断ができます。反対に、その価格で売り約定が続いても価格が下がりにくいなら、買いによる吸収の可能性を追加で検討できます。

Professionalが向く人:フットプリント、大口注文、価格帯別出来高などを継続的に使う人。CoinGlass Primeと重複する用途もあるため、最初は「清算分布を広く見る」か「注文・約定を細かく見る」かで優先順位を決めるとよいでしょう。

▶ CoinAnkで短期データを確認する

▶ CoinAnk Professionalの料金と対象機能を見る

出典:CoinAnk VIP・指標解説 / Hyperliquidクジラ監視

▶ CoinAnkに紹介リンクから登録する
招待コード:731478。登録後、使いたい機能に合わせてProfessionalを検討できます。紹介特典の対象・条件は登録画面と公式案内をご確認ください。

注文分析の次は、取引する場所を比較。板の厚さ・スプレッド・資金調達率を実際の取引画面でも確認しましょう。Toobitの日本語案内・登録ページはこちらです。

CryptoQuant:市場全体への入金・出金から需給を読む

CryptoQuantは、個別ウォレットの動きを市場全体の文脈に置き直すときに便利です。Arkhamで大口送金を見つけた後、「同じ時期に他の大口も取引所へ入金しているのか」を調べる使い方ができます。

注目するオンチェーン指標確認したいこと読み方のポイント
Exchange Netflow取引所への流入-流出。純入金か純出金かプラスが続くと取引所内の供給増、マイナスが続くと取引所外への移動増を示します。価格・現物出来高も重ね、売買への影響を確認します。送金と売買は別の行為です。
Exchange Reserve追跡対象の取引所アドレスの保有量監視対象の取引所残高が数日〜数週間で増減しているかを見ます。残高増加と入金増加が重なると、取引所にコインが集まっている流れを確認できます。
Exchange Whale Ratio上位10件のBTC入金量 ÷ 入金総量取引所への入金総額に占める上位10件の入金額の割合です。比率と入金総額が同時に増えた場合、大口送金の影響が強い日として確認します。
Stablecoin Reserve / Flows取引所内のステーブルコインの増減取引所のステーブルコインが増えると、取引に使える資金が集まった可能性があります。BTCなどの現物買いが増えているかも見ると、実際の需要と結び付けやすくなります。
SOPR・実現損益移動したコインの損益傾向SOPRが1より上なら、移動したコインは集計上利益が出る価格で動いた状態、1より下なら損失が出る価格で動いた状態です。1を境にした推移から利確・損切りの傾向を読みます。

クジラ比率が上昇しても、総流入が小さければ影響は限定的かもしれません。比率と金額、単日の変化と数日間の継続性をセットで見ます。現物取引所とデリバティブ取引所、対象期間・移動平均もそろえましょう。

Netflowのプラスは売却準備の候補になりますが、担保、裁定、保管整理も含まれます。大きなスパイクを見つけたら、取引所の内部移動やラベル更新の影響も確認すると読み違いを減らせます。

Advancedが向く人:BTCを中心に、画面上で細かい時間軸や長い履歴、複数アラートを使いたい人。Professionalが向く人:アルトを含む高度な指標、通知数の拡張、オンチェーンAPIの利用まで必要な人です。

▶ CryptoQuantでBTCの需給を見る

▶ CryptoQuantのプランを比較する

出典:Netflow / クジラ比率 / 取引所準備金 / ステーブルコイン準備金

Glassnode:中長期の保有者・取得コストから相場を読む

Glassnodeは、保有期間や取得コスト、利益・損失の分布を使って「いまどのような保有者が相場を支えているのか」を分析するのに向きます。毎分のエントリー判断より、日次・週次で仮説を見直す用途から始めると使いやすいでしょう。

注目する指標調べたいこと活用の考え方
MVRV時価総額と実現時価総額の関係過去の同じ局面と比べて評価の偏りを見る
Realized Price・取得コストオンチェーン上の移動価格を基にしたコスト水準オンチェーン上の最終移動価格を基にしたコストの目安です。現在値がこの水準の上か下か、接近した際に反発・下抜けが続くかを見ます。
SOPR / STH-SOPR移動したコイン、短期保有コインの損益1付近での推移を相場環境と合わせて見る
長期・短期保有者の供給保有期間ごとの蓄積・分配の変化長期保有者の供給が増えると、長く保有されるコインが増えた可能性があります。支出量も合わせ、保有期間の経過による分類変更と実際の移動を読み分けます。
NUPL・利益状態の供給含み益・含み損がどこまで広がったか含み益が広がる局面か、含み損が広がる局面かを把握します。過去の同じ相場局面と比べ、実現利益の増加も重なるかを見ると利確圧力を考える材料になります。

長期保有者の供給が減り、実現利益が大きく増えていれば、利益確定が進んでいる可能性を調べます。一方で、供給の分類は時間経過でも変化します。ラベルの付いた一人の「クジラの売り」と、保有者集団全体の変化を混同しないようにしましょう。

Advancedが向く人:日次の指標と数年の履歴で、BTC等の相場環境を定期確認したい人。Professionalが向く人:より広い指標、長い履歴、細かい時間軸、API等のデータ活用が業務に必要な人です。Professionalは構成で料金が変わるため、目的を決めてから見積もるのがおすすめです。

▶ Glassnodeで相場構造を確認する

▶ Glassnodeのプランと利用範囲を見る

出典:保有者・損益指標の定義 / MVRV等の市場指標 / 保有期間別供給

有料プラン比較:月額と年額、何にお金を払うか

サービス / プラン月払い年払い主な追加価値
CoinGlass Prime$28$268(約$22.33/月)清算ヒートマップの対象・期間・利用効率
CoinAnk Professional継続月額$18 / 1か月$20$200(約$16.67/月)注文フロー、大口注文などの詳細分析
CryptoQuant Advanced$39$348($29/月換算)高解像度の画面、全履歴、5アラート
CryptoQuant Professional$109$1,188($99/月換算)全資産の高度指標、20アラート、オンチェーンAPI
CryptoQuant Premium年払いのみ$9,588($799/月換算)100アラート、CSV・APIの上位利用枠
Glassnode Advanced$99$588($49/月換算)日次データ、4年履歴、10アラート
Glassnode Professional構成により変動構成により変動プレミアム指標、履歴・解像度・データ利用枠を選択

CoinAnkは確認画面に表示された割引価格です。CoinGlass Primeの対象ヒートマップ機能は確認時点でWeb版が対象で、APIプランは別です。各プランの無料体験・解約・返金・自動更新条件は申込画面で確認してください。

Glassnode Professionalの確認時の構成例では、Market+On-chain、4年履歴・日次・標準データ枠で年$11,200(税別)の表示がありました。これは全構成共通の定価や最安値ではありません。履歴・解像度・データクレジットなどの選択で合計が変わるため、記事の数字だけで予算を決めないようにしましょう。

出典:CoinGlass Prime / CoinAnk VIP / CryptoQuant Pricing / Glassnode Pricing

要チェック:画面で見えるデータとAPIで取得できるデータは別

Web画面で詳細なチャートを見られても、同じ粒度・履歴をAPIで取得できるとは限りません。ブログの自動更新、通知の自動化、AIへのデータ接続を考えるなら、データの種類・時間粒度・履歴・呼出上限・再配信の権利を確認します。

例としてCryptoQuant Professionalは画面上の高解像度とは別に、オンチェーンAPIの粒度が最大日次と案内されています。Premiumではより細かい粒度に対応します。Glassnodeは料金表にAdvancedのAPI Light(日次・14日履歴)を掲載する一方、同ページのFAQにはAPIが含まれない旨の記載もありました。APIを目的に契約する場合は、対象プランの利用条件を公式窓口で確認してください。

また、個人向けサブスクリプションを契約しただけで、データを記事や有料サービスに自由に再配信できるとは限りません。公開用途では各社の引用・画像掲載・商用利用条件を確認しましょう。本記事の図は編集部による説明図です。

出典:CryptoQuant APIのプラン別制限 / Glassnodeのデータ利用範囲

実践:短期・中期でこう使い分ける

短期トレード:CoinGlass → CoinAnk

最初にCoinGlassでOI・資金調達率・清算の全体像を把握。気になる銘柄や価格帯があればCoinAnkで板と約定を確認します。「市場全体が過熱しているか」と「今この価格で実際に売買されているか」を分ける流れです。

数日〜数週間:CryptoQuant → 短期データ

CryptoQuantでNetflow、クジラ比率、準備金の変化を日次で確認し、資金フローの変化が続いているかを判断します。そのうえで、売買のタイミングを考えるときにCoinGlass・CoinAnkを補助として使います。

数週間〜数か月:Glassnode + CryptoQuant

Glassnodeで保有者の取得コストや利益状態を確認し、CryptoQuantで取引所への移動を照合します。価格が高い・安いという印象だけでなく、保有者構造と資金フローから保有比率を見直す材料を得る使い方です。

大口の異常な動きを起点にするならArkhamを追加

Arkhamの大口送金追跡・Telegram通知ガイドを参考に、特定の企業・ETF・政府の移動に気づき、CryptoQuantで全体像を確認し、CoinAnkやCoinGlassで市場の反応を見る。個別の出来事と集計データを組み合わせると、単一の大口送金を過大評価しにくくなります。

なお、異なるデータが違う方向を示すこともあります。無理に同じ結論にそろえず、時間軸、対象取引所、通貨単位、データの更新時刻を確認しましょう。

どの有料プランから始める?目的別のおすすめ

あなたの目的最初の候補追加するなら
短期の清算・レバレッジ分析CoinGlass Prime板・約定を掘るならCoinAnk
短期の注文フロー分析CoinAnk ProfessionalETF・全体像の横断確認にCoinGlass
BTCの資金フローを継続監視CryptoQuant Advanced高度指標や通知数が必要ならProfessional
週次の相場サイクル分析Glassnode Advanced特定の高度指標・長期履歴が必要ならProfessional
大口監視から中期分析までArkham+無料データで運用を作る利用頻度が高い分析領域を1つだけ有料化

編集部としては、短期系を1つ、中期系を1つから選ぶ形が分かりやすいと考えます。毎日使う指標がはっきりするまでは、機能の重複するサービスを一度に有料化する必要はありません。

短期中心ならCoinAnk ProfessionalまたはCoinGlass Prime。資金フローを重視するならCryptoQuant Advanced。相場サイクルの理解を深めたいならGlassnode Advanced。まず自分が継続して使えるプランを選び、必要な指標が制限に当たった段階で上位プランを検討するのがおすすめです。

▶ 注文フローを詳しく見る:CoinAnk Professional

▶ 清算ヒートマップを活用する:CoinGlass Prime

▶ 取引所フローを追う:CryptoQuantのプラン

▶ 相場サイクルを読む:Glassnodeのプラン

▶ CoinAnkに紹介リンクから登録する
招待コード:731478。登録後、使いたい機能に合わせてProfessionalを検討できます。紹介特典の対象・条件は登録画面と公式案内をご確認ください。

まとめ:見る指標を増やすより、役割を決める

4サイトは単純な優劣で選ぶより、CoinGlass=全体の過熱、CoinAnk=売買の細部、CryptoQuant=資金フロー、Glassnode=保有者構造と役割を決めると使いやすくなります。

有料プランの価値は、利益を自動で生むことではなく、必要なデータを適切な粒度で見て、確認を続けやすくすることです。まず無料範囲で「毎日見る3指標」を決め、継続して使いたい機能に予算を配分していきましょう。

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