アルトコインをショートするなら、何を見て銘柄を選ぶのか。急騰する新しい銘柄にどう向き合い、どこでロングへ発想を切り替えるのか。
2026年9月25日のCoinW公式AMA「仮想通貨おじい X CoinW」では、ゲストの仮想通貨おじいさんに、Project RinのKが投資手法の変化を聞きました。話の中心は、アルトコインの供給量、資金調達率、HYPEへの注目、そして手法を実践するうえで欠かせない資金管理です。
出演者・主催のX
ゲスト:仮想通貨おじい(@OZIMAX_FX)
聞き手:投資家K(@Projectrin_k)
主催:CoinW公式(@Coinw_JP)
本記事はAMAの発言から重要点を抜き出し、質問と回答の要旨として再構成したものです。逐語録ではありません。相場観・保有状況は配信当時の本人の説明であり、現在の売買推奨ではありません。
今回のAMAで押さえたい3つのポイント
- ショートは「上がったから売る」だけではない。過去の値動きと、今後増えるトークン供給を合わせて銘柄を選ぶ。
- 売りにくい条件を、ロング候補を探す視点にもする。市場に出回る枚数が少ない銘柄は、想定以上の急騰が起きることがある。
- 資金調達率と資金管理が、持ち続けられるかを左右する。料率だけでなく、徴収間隔や1銘柄への資金配分まで確認する。
Q1. アルトコインをショートする基本戦略は変わりましたか?
K:以前から、トークンの供給量やファンディングレートを見ながらアルトコインをショートするスタイルでした。今もその考え方が中心ですか?
おじいさんの回答要旨:基本は変わっていません。ただ、ショートを続けるなかで「売りやすい銘柄」と「売るにはリスクが高い銘柄」の違いが見えてきたといいます。配信では、前の上昇相場で大きく上がり、その後下落して、再び反発している銘柄を注目対象として挙げました。
新しく登場した銘柄よりも過去の値動きがあり、上値の目安を考えやすいというのが本人の見方です。一方、新しいミームコインなどでは、想定を超える上昇によって何度も損失を経験したことも語られました。
ここでの要点は、過去に上がった銘柄なら必ず下がる、ということではありません。反発の強さだけを見るのではなく、前回の高値、下落の経緯、供給の変化まで比較するという銘柄選びの考え方です。
Q2. 新しいアルトコインの急騰には、どう対応していますか?
K:最近は、現物がロックされて売れないなど、市場の供給が少ない銘柄で急激な上昇が起きます。単純にショートするのは難しくなっていませんか?
おじいさんの回答要旨:アンロックが少なく、市場に出回る枚数が増えにくい銘柄は、急騰しやすい条件があると考えています。そのような銘柄を無理にショートするのではなく、少額のロング候補として見ることもあるそうです。
つまり、従来のアルトコインショートを軸にしながら、ショートに向かない条件を逆から見て、ロングにも活用する方向へ手法を広げています。
ただし、供給が少ないことだけで上昇が決まるわけではありません。売買できる量が少ない銘柄は、大口の注文で価格が崩れることもあります。配信でも、大口の売りでチャートが一気に変わり得る点が話題になりました。
Q3. トークンの供給量は、どこを見ていますか?
K:供給が増える銘柄と減る銘柄の違いは、どのように調べていますか?
おじいさんの回答要旨:CoinMarketCapなどでトークンのアンロック情報を確認し、今後どれくらい枚数が増えるのかを見ています。以前ショートしていた銘柄でも、供給の仕組みが変わっていれば同じようには扱わない、と説明しました。
アンロックは、ロックされていたトークンが解除されること。バーンは、トークンを使えなくして供給から除くことです。確認するときは、総供給量だけでなく、市場に流通する量と今後の解除予定を分けて見ると整理しやすくなります。
- 現在、市場に流通している量はどれくらいか。
- 次のアンロックはいつで、どれくらいの量が解除されるか。
- 買い戻しやバーンなど、供給・需要に関わる仕組みがあるか。
- 以前その銘柄を見たときから、仕組みが変わっていないか。
Q4. HYPEに注目している理由は?
K:最近はHYPEへの注目が強いようですが、何を評価していますか?
おじいさんの回答要旨:配信当時は、HYPEを現物と先物の両方で保有していると説明しました。注目する理由として挙げたのは、買い戻し・バーンの仕組みと、トレンドラインやチャネルに沿った値動きです。
また、バーンの話だけではなく、アンロックによって供給が増える点にも触れています。バーンがあることと、流通量が必ず減ることは同じではないため、両方を合わせて見る必要があります。
売買タイミングでは、上昇を見てどこでも飛び乗るのではなく、トレンドラインや水平線への戻りを待つ考え方が示されました。配信中の具体的な価格水準は当時のチャートを前提とするため、この記事では固定の買い値として掲載していません。
Q5. 手法をまねするとき、最も難しいのはどこですか?
K:考え方は分かりやすくても、実践では損切りや入り直し、資金管理がかなり重要になりますよね。
おじいさんの回答要旨:銘柄を分散するだけでなく、取引数量も管理することが重要だと強調しました。前の取引でもっと数量を入れていれば利益が増えた、という感情から次の取引を大きくすると、一度の損失でそれまでの利益を失うことがあるといいます。
配信では、1銘柄の急騰がほかの資金へ波及するのを避けるため、分離マージンを使う考え方も説明されました。分離マージンはポジションごとに証拠金を分ける仕組みですが、そのポジションの強制決済や損失を防ぐものではありません。
本人は入り直しの上限など独自のルールも設けています。読者が持ち帰りたいのは数量のまねではなく、1銘柄に使う資金、許容する損失、どこで追いかけるのをやめるかを先に決めるという姿勢です。
Q6. ファンディングレートは、今も重要ですか?
K:1〜2年前と比べて、資金調達率の重要度は変わっていますか?
おじいさんの回答要旨:重要であることは変わらないとの回答でした。特に注意しているのは、料率のプラス・マイナスだけでなく、資金調達の間隔が短くなるケースです。配信では、8時間から4時間、さらに1時間へ変わるような状況を例に挙げました。
マイナスの資金調達率では、一般にショート側がロング側へ支払います。同じマイナス料率でも、1時間ごとなのか8時間ごとなのかで負担は変わります。おじいさんは、強いマイナスと短い間隔が重なる銘柄では、無理にショートしないという考え方を示しました。
確認する項目は「料率」「支払う側」「次の決済時刻」「間隔」の4つ。料率は途中で変わるため、今の数字をそのまま将来の収益として計算しないことも大切です。
Q7. 短期売買とスイングは、どう使い分けますか?
K:スキャルピングのコツを知りたい、という質問もありました。
おじいさんの回答要旨:短期売買でもトレンドラインを使い、上昇トレンドならロング、下落トレンドならショートを重視し、ラインを割ったときの損切りや、反対側のライン付近での利確を考えていたそうです。
一方で、短期売買を繰り返す負担にも触れ、現在はゆっくり持つスイングを好むと説明しました。ただし、スイングでは短期売買とは違う資金配分が必要だといいます。仕事の後の限られた時間に取引したい人もいるため、生活時間や性格に合う手法を選び、参考になる部分を取り入れることを勧めていました。
銘柄名よりも、判断の順番を持ち帰る
今回のAMAでは、アルトコインショートという軸を持ちながら、供給の少ない銘柄への対応やロングの活用へと考え方を更新している様子が語られました。
注目したいのは、過去の値動き → 供給とアンロック → 資金調達率 → 資金配分 → エントリー条件という、判断材料の組み合わせです。これは本記事で発言を整理した順番であり、本人が定式化した売買ルールではありません。
Crypto Goldでは、こうした判断に使うデータや取引環境も紹介しています。AMAと合わせて、以下の記事・ダッシュボードも活用してください。
AMAのアーカイブ・出典
配信:2026年9月25日/CoinW公式AMA「仮想通貨おじい X CoinW」
ゲスト:仮想通貨おじい/聞き手:Project Rin・K
XスペースでAMA全編を聴く / CoinW公式の告知ポストを見る
本記事は出演者の考え方を紹介するものです。先物取引は強制決済を伴うため、本人の取引数量やレバレッジをそのまま再現することは勧めません。配信内のキャンペーンは当時の案内であり、最新条件は公式情報をご確認ください。


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