クリプトカード7選を比較|MEXC・Bitget Walletの還元メリットと手数料・税金の注意点

クリプトカード7選。便利に使う、落とし穴も知る。還元・買い物・海外決済と手数料・税金・利用条件を比較

CRYPTO GOLD / 決済・資産管理

更新日:2026年10月4日。MEXC・Bitget Walletの還元と利用条件を更新。公式公開情報に基づく比較で、実際の決済・ATM出金を検証した記事ではありません。

保有している仮想通貨を、日々の買い物や海外旅行で使えたら便利ですよね。そんな使い方を広げているのがクリプトカードです。

対応する残高をカード決済に使い、実物カードならATMで現地通貨を引き出せるサービスもあります。投資で保有するだけだった資産を、生活で活用する選択肢が増えてきました。

ただし、選ぶときは還元率だけでなく、日本居住者の申込条件・日本円決済の総コスト・利益の申告まで見ることが大切です。この記事では、MEXC Global CardとBitget Wallet Cardを中心に、Tria Card、BingX Card、RedotPay、Bybit Card、Crypto.comの7サービスを比較。キャッシュバックやエアドロップのチャンスと、見落としやすい税金まで整理します。

クリプトカードとは?「仮想通貨を使う」を身近にする仕組み

カードという名前でも、すべてが後払いのクレジットカードではありません。チャージ済み残高を使うプリペイド型や、口座内の対応資産を決済時に換算するデビット型があります。

たとえばBingX Cardは、対象のUSDT残高を決済に利用するデビットカードです。カードを作っただけで借入枠が与えられるわけではありません。Crypto.comにはプリペイド商品と米国向けのクレジット商品があり、同じブランドでも仕組みは異なります。[BingX規約] [Crypto.com公式]

店側が直接BTCやUSDTを受け取るとは限りません。カード側の換算・決済処理を通じ、通常のカード加盟店で支払えるのが便利なポイントです。一方、BTCやアルトコインをそのまま利用できるか、先に対応通貨へ交換する必要があるかはサービスごとに違います。

オンライン決済用のバーチャルカードと、ATM出金に使う実物カードも別物。スマホでタッチ決済できるからといって、そのまま日本のATMで出金できるとは限りません。

目次

主要クリプトカードを比較|まずは日本から申込めるか

サービス日本居住者の申込に関する確認結果使い方・特徴ATMについて
MEXC Global Card公式ガイドは日本も通常の住所確認条件で扱うと説明。Advanced KYC等が必要USDTを使うバーチャルカード。条件に応じ4〜10%還元現状のバーチャル版はATM出金に非対応
Bitget Wallet Card(APAC)実物カードの対象国・地域に日本を明記。本人確認などの条件ありウォレットからカード機能を利用。実物カードは49米ドル(送料込み)実物カードで対応Visa ATMを利用可能
Tria Card公式に日本のATM利用案内あり。新規発行は申込画面の居住国判定・KYC・配送対応を確認Lite・Pro・Max。決済還元とSeason 3のポイント特典実物カードで日本の対応ATMを案内。料金は適用規約を確認
BingX Card公式ガイドのAPAC対象に日本を掲載。審査・最新申込条件による資金口座のUSDTを使用。バーチャル版とMetal版Metal版が対応。バーチャル版は非対応
RedotPay確認した国籍・居住地の除外一覧に日本の記載なし。発行承認・配送可否は別途確認決済サービス型。実物カード発行は100米ドル実物カードで対応ATMを利用可能
Bybit Card日本向けの新規利用候補から除外。日本居住者向け是正措置の完了を発表済み対象地域向け商品の比較参考。地域ごとに条件が異なる対象地域の実物カードにはATM機能あり
Crypto.com Prepaid Card今回確認した公式資料では、日本居住者向け新規発行を明確に確認できず事前チャージ型。地域・プランで条件が異なる実物カードが必要。バーチャル版のみでは不可

表の根拠:Tria申込・日本のATM/MEXC対象地域・申込・還元/Bitget Wallet/BingX/RedotPay発行制限・本人確認対象・実物カード/Bybit日本向け案内/Crypto.com申込案内・バーチャルカード

ここでいう「申込対象」は、事業者が案内している対象範囲です。日本の金融当局による登録・承認や、すべての店舗・ATMでの利用保証を意味しません。

MEXC Global Card|最大10%のUSDT還元を日常の買い物に

MEXCの新しいGlobal Cardは、USDTを使うバーチャルカード。Apple Pay・Google Payを通じた対応店舗での支払いにも使えます。日本について、公式ガイドは通常の住所確認条件が適用されると説明しています。APAC版やMEXC × ether.fi提携カードとは別商品なので、名称を確認して比較しましょう。

Global Cardの公表料金は、取引手数料1%、暗号資産交換手数料0%、Visaレートへの為替上乗せ0%。年会費も0と案内されています。ただし、1米ドル未満の決済には0.1米ドルの少額取引手数料などがあります。為替上乗せゼロと、すべての手数料ゼロは別です。[MEXC公式手数料表]

過去の「取引手数料無料」キャンペーンを継続中と決めつけず、本稿では標準1%で比較します。発行料は期間限定免除とする公式案内もあるため、申込画面で最終金額を確認してください。現在のGlobal Cardはバーチャル版で、ATM出金向けではありません。

M-Score条件対象決済の還元率月間還元上限
350〜5994%100 USDT
600〜7996%300 USDT
800以上10%800 USDT

還元は月末時点の対象ランクなどで決まり、原則として翌月15日までにUSDTで配布されます。誰でも無条件に10%という特典ではありません。対象外の加盟店や返金された決済にも注意しましょう。これはUSDTのキャッシュバックであり、独自トークンのエアドロップとは別です。[公式の還元条件]

たとえば、4%還元の対象となる100米ドルの買い物なら、還元4米ドル相当から標準取引手数料1米ドルを引くと、差し引き3米ドル相当です。税金・入金経路の費用・その他費用を除いた単純例ですが、特典で手数料を補える可能性が分かります。還元ランクを上げるための不要な取引コストは、別に考えましょう。

USDT還元を日常の支払いに活かす

MEXCの魅力は、特典がポイントではなくUSDTで現物口座に戻ること。付与後は、対応するカード残高へ回すなど、使い道を選びやすくなります。Global CardとAPAC版を両方持つ場合も、月間還元上限は共通です。[公式:還元の仕組み]

高額決済にも対応。ただし限度額と還元上限は別

2026年10月4日に確認した公式手数料表では、Global Cardは1回8万USD・1日100万USD。月間の決済金額上限は同表に記載がなく、決済件数は月2,500回です。利用できる金額が大きくても、キャッシュバックは上記の月間上限まで。残高や個別審査による制限もあるため、実際の利用枠はアプリで確認しましょう。[公式:利用限度額]

USDTを買い物に使いながら還元も活用したい方は、以下からMEXC Cardのキャンペーン内容と申込条件を確認できます。期間限定特典は通常のカード還元と分けて確認してください。

MEXC Cardの特典を見る →

Bitget Wallet Card|最大3%の資産還元とウォレット連携が魅力

Bitget Walletを利用している人にとって、カード機能を同じアプリから扱えるのは魅力です。APACの公式案内では月額料金・年会費・チャージ手数料は無料ですが、為替と暗号資産の交換コストは別です。

通常の決済について、交換手数料は0.05〜0.2%。USD以外の通貨では1.7%の為替手数料が案内されています。日本円で使うなら、この負担を還元特典と比較しましょう。送金時のガス代も別途考慮します。[APAC手数料]

名前が似ていますが、取引所側の旧Bitget Cardとは別サービスです。旧カードは2026年8月1日に新規申込受付を終了しており、古い比較記事の条件をそのまま使わないようにしましょう。[旧カードの案内]

ウォレットとカードをまとめて確認したい方は、公式のカード案内から現在の対象条件をチェックできます。

最大3%の還元を、BTCやゴールドなどで受け取れる

Bitget Wallet CardのAssetbackは、対象の買い物に対する還元を選択した資産で受け取る仕組みです。公式案内では基本2%、新規ユーザーや月間利用条件を満たすBoosterは3%。BTC、トークン化された金、USDCなどから選べるため、普段の買い物を資産の積み立てにつなげたい人にも向いています。

対象利用額には月間上限があり、対象外の加盟店・返金取引もあります。適用料率・上限・受取条件はカード画面で確認してください。トークン化された金や株式は、現物の金や株式を直接保有することとは異なり、受け取った資産の価格も変動します。[公式:Assetbackの条件]

ウォレット管理と日常決済をひとつのアプリで使いたい方は、こちらからBitget Walletを確認できます。招待コードはbgwknjk。特典はアプリ内に表示される条件を確認して利用しましょう。

Bitget Walletでカード機能を確認する →

Tria Card|普段の支払いに還元とポイント特典を重ねる

Triaの魅力は、日常の支払いとエコシステムの利用特典を組み合わせられること。カードは現在Lite・Pro・Maxの3種類で、Proはプラスチック、Maxはメタルの実物カードです。新規発行は申込画面で実際の居住国を選び、本人確認と配送条件を確認します。日本のATM対応案内があることと、全員が新規発行できることは区別しましょう。

9月26日の公式発表ではLiteの無料提供は終了し、年20米ドルと案内されています。通常の還元率はLite 1.5%、Pro 4.5%、Max 6%で、優遇対象の月間利用額を超えると還元率が下がる仕組みです。[新プランの公式発表]

Proの優遇対象額は、同発表では月1,000米ドル、ヘルプでは月2,000米ドルと記載が異なります。Liteにも無料と有料の表記差が残るため、契約時に表示される年会費・還元上限を確認してください。[還元ヘルプ]

還元ヘルプは、USDTでの受け取りや請求手続き、最長90日の待機期間を案内しています。買い物と同時に自由に使える現金が戻る、と考えないことも大切です。

チャージ時には、交換・ブリッジなどを処理するProvider Feeが生じる場合があります。還元があるから全コストがゼロになるわけではありません。[Provider Fee]

エアドロップ実績と、現在のSeason 3を分けて見る

Triaは、過去の利用実績に基づくTRIAのSeason 1エアドロップを公式に案内しています。ただし、過去の配布対象はスナップショット時点で確定しており、今からの利用で同じ配布を受けられるわけではありません。[TRIA配布の説明]

現在のSeason 3は、カード利用などでTria Pointsを積み上げ、累計に応じてMystery Boxを獲得する仕組み。カード利用1米ドルにつきLiteは1ポイント、Pro・Maxは1.5ポイントと案内され、特典にはキャッシュバックや旅行クレジットなどがあります。ポイント自体は売買・送金・現金化できません。[Season 3公式ルール]

予定していた買い物で特典を積み上げられるのは魅力です。将来のトークン配布額や換金価値まで保証されているわけではないため、ポイント目的で支出やレバレッジ取引を増やすより、普段の利用に特典を上乗せする考え方が向いています。

BingX Card|USDT決済とサブスク還元を組み合わせる

BingX Cardは、資金口座の利用可能なUSDTを決済に使う仕組み。Apple Pay・Google Payにも対応し、普段の支払いへつなげやすい設計です。[公式カードページ]

バーチャル版は発行無料。Metal版は一般の非VIP利用者で180米ドルの発行手数料が案内されています。買い物の還元はバーチャル版2〜3%、Metal版3〜5%。対象サブスクには20%還元の案内もありますが、対象となる加盟店分類と月間還元上限があるため、すべての支払いが20%戻るわけではありません。[特典・手数料]

取引手数料は1.5%とされ、非USD決済では追加の為替コストがかかる可能性もあります。還元率だけで判断せず、自分の支払い先・通貨・利用額で差し引きを考えると選びやすくなります。

還元ランクの反映時期は、公式FAQと後日更新の解説記事で説明が一致していない部分があります。現在の適用ランク・上限はアプリ内の表示を確認してください。

RedotPay|決済と現金引き出しをまとめたい人の比較候補

RedotPayも、実物カードで買い物やATM出金を行えるサービスです。ただし、日本が公開除外リストに載っていないことだけで、全員の発行承認が保証されるわけではありません。本人確認、居住地、配送先の条件を申込前に確認しましょう。

ATMの公式案内では、USDカードの出金手数料は月間1万米ドルまで2%、超過部分は3%。カード通貨と異なる通貨での取引には1.2%、暗号資産からの交換には1%が案内されています。日本円の出金では複数のコストが重なり得る点を押さえておきましょう。[ATM手数料]

エアドロ・ポイント・キャッシュバックは何が違う?

「使うと報酬がもらえる」という点は共通していても、受け取るものや確定時期が違います。手数料分が必ずエアドロップで戻る、と一括りにはできません。

特典の種類確認できた例比較するポイント
トークン配布・エアドロップTriaの過去のTRIA配布対象期間、配布条件、請求期限、ロック、トークン価格
ポイントと抽選・特典枠Tria Season 3のPoints・Mystery Boxポイントと換金できる資産を区別。将来の配布価値を確定利益に数えない
USDTなどでのキャッシュバックMEXC・BingX、Triaの還元案内対象決済、料率、上限、受取時期、為替・税務
独自トークンでのキャッシュバックether.fi CashのETHFI還元値動き、ロック解除、請求条件。エアドロップとは仕組みが異なる

別の例として、ether.fi Cashは対象のカード決済などにETHFIで還元すると案内しています。決済確定後にETHFIへ換算し、7日間のロックを経て請求できる仕組みです。ATM出金などは還元対象外。ここではトークン還元の仕組みの例として紹介しており、各国の発行条件やMEXC提携版への適用は別途確認が必要です。[ether.fi公式の還元説明]

受取予定のトークンが値下がりしたり、請求条件を満たせなかったりすれば、想定ほど手数料を補えないこともあります。受け取れる特典の実際の価値−年会費−決済・換算・ATM手数料で比較すると、自分に合ったカードを選びやすくなります。

ATM出金の手数料を比較|無料枠があっても総コストは別

カードカード側のATM出金手数料別に確認するコスト
MEXC Global CardATM出金に非対応現状のバーチャル版で比較
Bitget Wallet Card(APAC)出金額の1%または5米ドルの高い方ATM案内では為替1.7%、交換0.05%。ATM運営者の追加料金もあり得る
Tria実物カードATMヘルプ:1米ドル+出金額の1%国際規約では最大2米ドル+3%という別記載あり。適用料率・為替・ATM側費用を確認
BingX Metal Card月間200米ドルの無料枠、以降2%の案内換算・為替・ATM側の費用。無料枠を「すべての費用がゼロ」と読まない
RedotPay(USDカード)月間1万米ドルまで2%、超過部分3%異なる通貨1.2%、暗号資産交換1%、ATM側の費用
Bybit Card(APAC・比較参考)月間100米ドルの無料枠を超える部分に2%為替2%、暗号資産交換0.9%など。日本向け新規申込候補ではない

根拠:Tria ATMヘルプ・国際カード規約/MEXC手数料/Bitget Wallet ATM/BingX手数料/RedotPay ATM/Bybit地域別手数料。適用条件や計算基準が異なるため、料率の単純合計は最終請求額ではありません。

たとえば「1%または5米ドル」の料金設定では、100米ドル相当の出金でもATM出金手数料だけで5米ドル、つまり5%相当になります。少額を何度も引き出す使い方では負担が大きくなります。

セブン銀行ATMで日本円を引き出せる?

Triaは公式ヘルプでセブン銀行、E-net、ローソン銀行、ゆうちょ銀行、イオン銀行の利用実績を案内しています。これは事業者による案内で、本記事が各ATMを実機検証した結果ではありません。カード・ATM双方の現在の条件を確認して使いましょう。[Triaの日本ATM案内]

セブン銀行は海外発行のVisa・Mastercardなどによる日本円の引き出しに対応しています。ただし、ATMが仮想通貨を直接換金する仕組みではありません。カード側の残高・換算処理と国際カードネットワークを通じて出金します。

そのため、カード発行元がATM出金を認めていること、対応するカード・PINを使うこと、利用限度額と残高を満たすことが必要です。Visaのマークがあれば、どのクリプトカードでも必ず使える、とは言えません。

セブン銀行の海外発行カードの1回の引出限度額は原則10万円、磁気ストライプ取引は3万円です。カード側にさらに低い上限があれば、そちらにも従います。DCCで請求通貨を選ぶ画面が出た場合は、日本円建てとカード通貨建ての換算条件を確認しましょう。[対応カード・限度額] [利用方法・DCC]

カードで使っても利益の申告は必要|日本円に出金しない=非課税ではない

国税庁は、暗号資産を売却した場合だけでなく、暗号資産で商品を購入した場合や、別の暗号資産へ交換した場合も損益計算の対象として説明しています。

なお、暗号資産を担保とするカード契約では、借入れそのものと、担保の売却・返済時の資産処分を区別します。カード名だけで「決済のたびに必ず暗号資産を売却した」と判断せず、実際の処理を確認してください。

先に暗号資産を売却して日本円のカード残高へチャージする方式なら、原則として暗号資産を売却した時点の損益を確認します。後でその日本円を使うたびに、同じ暗号資産の利益を二重計上するわけではありません。決済時に換算する方式なら、その換算取引を確認します。[国税庁FAQ:売却・商品購入・交換]

USDTなども「ドルに連動しているから損益が出ない」とは限りません。円との為替差や、使った資産の法的区分を含めた確認が必要です。他の取引所で得た利益も、カード用の口座に移しただけで消えることはありません。

売買履歴、送金履歴、カード明細、日時、数量、円換算額、手数料を保存しておくと、年末の整理がしやすくなります。カードへのチャージ分とは別に、納税用の日本円も確保しておきましょう。税務上の区分や計算が複雑な場合は、取引明細をそろえて税理士に確認するのが確実です。

エアドロップや還元にも税金はかかる?受け取る段階も記録しよう

カードで資産を使ったときの損益に加え、報酬を受け取ったときと、その報酬を後で売る・使うときも確認が必要です。ただし、すべての特典を同じ課税ルールで扱うわけではありません。

  • 買い物の値引きに相当する通常のポイント:国税庁は、通常の商取引の値引きと同様のポイントについて、原則として課税対象となる経済的利益に当たらないと説明しています。
  • 抽選などで臨時に得たポイント:同じポイントという名称でも、通常の値引きとは異なり、使用時に一時所得などへ算入するケースがあります。
  • トークン配布・USDT・ETHFIなどの報酬:受取資産、配布理由、役務の対価か、臨時の特典か、売買・交換できるかによって確認します。「キャッシュバック」「エアドロ」という名前だけで非課税、または一律に雑所得とは判断できません。

Triaの売買・現金化できないポイント残高を、そのまま円換算の現金収入と扱うのは適切ではありません。一方、ポイントから実際の報酬や経済的利益を得た段階は改めて確認します。国税庁の一般的な取扱いを踏まえた整理であり、各カードの特典に対する国税庁の個別回答が公表されている、という意味ではありません。 [国税庁:企業発行ポイント] [国税庁:NFT・FTの取得と所得区分]

実際に課税対象となるトークン報酬では、権利が確定した時期、受取時の円価額、取得価額の記録が重要です。ロック中・請求可能・受取済みといった表示も保存しておくと、計上時期を確認しやすくなります。

報酬の種類・付与理由・確定日・受取日・数量・円換算レート・ロック条件・売却履歴を残しましょう。個別の所得区分や計上時期は、規約と明細をそろえて税理士に確認してください。[国税庁:暗号資産の取得価額・売却損益]

使うだけで脱税やマネーロンダリングになるの?

クリプトカードで正当な資金を使うことと、利益を隠すことは別です。必要な申告をしない場合には、本来の税額に加えて無申告加算税や延滞税などが生じる可能性があります。カードの利用自体を「脱税」と呼ぶのは正確ではありません。[国税庁:確定申告を忘れたとき]

マネーロンダリングは、犯罪収益の出所や所有者を分からなくする行為などが問題になります。海外サービスを経由した、ATMで引き出した、という事実だけで自動的に該当するわけではありません。[警察庁の説明]

実務上大切なのは、資金の出所と取引の流れを説明できることです。他人名義のカードや口座を使う、第三者から頼まれて資金を引き出す、といった使い方は避けましょう。事業者から確認資料を求められたときに提出できないと、利用制限や残高凍結につながる場合もあります。[利用制限等の規約例]

金商法改正で何が変わる?「来年7月」と決めつけない

金融商品取引法・資金決済法の改正法は、2026年7月23日に公布されています。暗号資産に関する主要部分の施行は、公布から1年以内で政令が定める日とされています。これは「2027年7月にすべて一律で施行」という意味ではなく、規定ごとに施行時期も異なります。

今回確認した国会資料から特定の施行日までは確定できないため、本稿では7月の特定日を断定しません。また、カードの申込対象、事業者への規制、利用者の税務をひとまとめにせず、それぞれ確認する必要があります。[参議院:成立・公布と改正要旨] [成立法律]

便利に使うなら、決済用の資金を分けておこう

クリプトカードは、仮想通貨の使い道を増やしてくれるサービスです。まず注目したいのは、USDT還元を活用できるMEXC Global Cardと、ウォレット連携・資産還元が魅力のBitget Wallet Card。ポイント特典も比較したいならTria、対象サブスクも活用するならBingX Card、決済専用サービスを比べたいならRedotPay。普段の使い方から選ぶと分かりやすいでしょう。

ただし、長期保有する資産まで決済用口座へまとめる必要はありません。まずは使う予定の金額だけを用意し、少額の支払いで明細と手数料を確認するところから始めるのが実用的です。カード残高が銀行預金と同じ保護を受けるとも限りません。BingXの規約でも預金・銀行商品ではなく、補償制度の対象ではないと説明されています。

紛失時の即時停止、不正利用時の連絡期限と補償条件、サービス終了時の残高返還方法も、申込前に確認しておきましょう。利用停止に備えて、日本円の決済手段を別に持っておくと安心です。

還元やエアドロップのチャンスを活かしながら、費用と受取時の税務も管理する。この使い方なら、クリプトカードは保有資産を日常生活へつなぐ便利な選択肢になります。

自分に合うカードの条件を確認する

USDT還元を重視するならMEXC、ウォレット連携と資産で受け取る還元ならBitget Wallet。手数料と対象条件を確認し、普段の支払いに合う方から検討してみてください。

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条件は確認日時点の公開情報です。申込・決済前は、ご自身に表示される最新の規約と料金を確認してください。本稿は一般的な情報提供であり、個別の税務・法律判断を行うものではありません。

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