ゴールドの買い手を、
データで読み解く。
中央銀行・金ETF・大口先物。3つの角度から金の需要を確認。
比較表示更新:2026年10月3日。中央銀行・ETFは対象月付きの公表資料。ファンドはCFTC週次資料を確認します。XAUT・PAXGはサーバーで約5分間隔でAPIを取得し、画面を閉じても収集を継続します。対象期間と配信時刻を確認してください。
中央銀行|買い越し継続、前年よりペースは鈍化
報告ベース:2026年7月まで/9月3日公表7月の純購入
+23トン買った量から売った量を差し引いた数量。
年初来の購入ペース
約−18.8%(前年同期比)1〜7月:約130トン/前年1〜7月:約160トン。差は約−30トン。
買い越しは続いていますが、前年と同じ期間に比べると購入ペースは弱めです。「買っているか」と「買いが強まったか」を分けて確認できます。
| 主な国 | 7月の純購入 | 1〜7月累計 |
|---|---|---|
| 中国 | +20 t | +60 t |
| ポーランド | +8 t | +90 t |
| ロシア | −6 t | −50 t |
主要3か国の抜粋です。世界合計とは一致しません。6月の公表純購入51トンに対し、7月は23トン。月次の公表値比較では約−54.9%(−28トン)です。報告ベースの統計には後日の改訂があります。6月の出典
10月の売買はまだこの統計では分かりません。対象月と公表日には差があります。前年比は丸められた公表数量から当サイトが計算した概算です。
出典:World Gold Council(IMF・各中央銀行の報告に基づく)。解説用の数値抜粋/確認日2026年10月3日。
金ETF|8月は資金流入が拡大
対象:2026年8月/9月9日公表純流入額:7月 → 8月
30億 → 180億ドル約6倍(+500%)、差は+150億ドル。
保有金:前月末 → 8月末
4,068 → 4,189トン+121トン/約+3.0%。前月末は公表増加量から逆算。
年初来の純流入
+290億ドル2026年1〜8月合計。保有金は年初から+160トン。
8月は前月より資金流入が強く、保有する金の量も増えています。価格上昇だけで運用資産額が膨らんだ場合と区別できます。
これは8月までの需要の比較です。9月・10月の継続性は次の公表値で確認します。現在も同じ勢いで買われているとは判定しません。増減率は丸められた公表値からの概算です。
出典:World Gold Council、Bloomberg、Company Filings。7月レポート/8月レポート。解説用の抜粋/確認日2026年10月3日。
金ETF・直近の公開コメント
9月21日公表 / 対象:9月18日までの週WGCの週次解説では、金ETFへの資金フローは各地域でプラスでした。8月の月次統計に続く、9月の需要を確認する材料です。
9月28日更新の公式データページも確認しましたが、週次数値の閲覧にはログインが必要なため、未確認の金額は掲載していません。上記コメントは最新週の数値ではなく、確認できた公開解説です。
大口ファンド|買い越しの強まり・弱まり
CFTC Managed Money/金先物買い越し=ロング枚数−ショート枚数。買い越しが残っていても、前週より減れば買いへの傾きは弱まっています。現物を購入した量や個別ファンドの売買ではありません。
出典:CFTC公式・分類別先物レポート。公表は週次。サーバーが約6時間ごとに更新の有無を確認します。取得失敗時は最後の確認値とその日付を残します。
XAUT・PAXGの大口送金と市場データを開く
XAUT・PAXGの市場と大口送金
公開API / サーバーで約5分更新100トークン以上の送金を抽出し、関係するアドレスを確認できます。全期間・全チェーンの網羅ではなく、Ethereumの最新取得範囲です。サーバーで継続収集し、各トークンの対象送金を最大35日・2,000件保存します。約5分ごとの最新API取得範囲が対象で、取得間隔中の全送金を保証するものではありません。
出典:Binance、Blockscout。送金APIは公開エンドポイントによる試験表示で、提供変更や制限により停止する場合があります。ウォレット所有者の確定や、取引所内部の個別先物ポジションの監視は行っていません。
3つのデータをどう組み合わせる?
中央銀行は中長期の需要、ETFは投資資金の出入り、先物はファンドのポジション。同じ「買い」でも意味と時間軸が違います。
中央銀行の買い増しとETF流入が続く中で、先物の買い越しも増えるかを見ると、需要の広がりを確認できます。一方、先物の買い越しが急増した後は、その解消が値動きを大きくすることもあります。
ドル・実質金利・金価格のチャートと合わせて使い、これだけで売買方向を決めないことが大切です。
